おはこんばんちは!
チクボンです。
相変わらず寒いですね。
まぁ耐えられないほどではないですが。
私はこの間前の会社の同期と3人で多摩の方に日帰り温泉に行きました。
女子か!って感じですが、男三人です…(T^T)
前の会社は金や銀で工芸品を作っている会社でした。
一族経営ですが、社員数70人くらいの会社でした。
昔の同僚から会社の話(主に愚痴)をきいて思ったのは
やっぱり今務めているITの方が自分に合ってるということです。
世の中には大人だというのに「あいつウザイ」とか「むかつく」など
まるで中学生のような感覚で社内の地位が決まる会社もあります。
実力ではなくて「怖そう」とか「偉そう」とか「調子がいい」とかだけで
役職が上がり、何も仕事をしないのに踏ん反りかえっているお偉いさん方が沢山いるわけです。
もし自分がその立場になれたらとてもお得という考え方もありますが、私だったら仕事もしないのに踏ん反りかえろうとしたら気持ち悪すぎてノイローゼになります。
なぜそんなことになるかというとやっぱり『暇』なんですよね。
前の会社は貴金属工芸という素材自体に価値のある商売でしたし、
お金持ちのお得意様もいたので割とあくせく働かなくてもよかったんです。(もちろん難しいことや頑張ってる人はいますが)
ひどい上司は仕事中にAmazonで買い物して会社に荷物を届けさせるなんてことをしてました。
これは人によっては理想的な職場なのかもしれません。
ですが私はその会社で将来に希望が持てませんでした。
今はプログラマーをしています。
プログラマーがとてもいい仕事かというと、
まぁ人によると思います。
決して高くない給料で、長時間労働は当たり前。
職場の人がみんな辛そうに頭を抱えているような時もあります。
けどITは仕事の"できる""できない"がはっきりしています。
これはとても辛い部分ではありますが、シンプルでやりがいがあります。
そしてITというのはITだけで完結しません。あらゆる仕事のための仕事です。
仕事をよく理解し、数字やロジックに置き換え、無駄を省く。
そのためには単位時間当たりの成果、正確で適格なコミュニケーション、破綻のない生産計画、想定外の事例や状況の変化への対応・予測など"マジ"の仕事をしないとやっていけません。
プログラマーというと「僕…パソコンとしかしゃべれないんで…」とか言ってる自閉的な人が多いイメージですが、そういう人は相当プログラミングの能力が高くない限り、「邪魔だからどっか行け!」か低賃金で働くだけ働かせて歳とったらポイです。
とにかく数字が上がってないとダメです。
数学的にものをとらえるというのは、冷たい印象を受けますが、イカサマをしなければとても誠実な思考だと思います。
例えば複数人の子供に食べ物を分けるときに、目分量で配るのは平等ではありません。もちろん配る人間の気持ち次第で替わるのは平等ではありません。
しかし、難しいのは、きっちり人数分配分しても平等にはならないことです。体の大きさ、どんな生活を送っているか、お金持ちなのかなどなど。それらの違いをすべて指数として数値に置き換えるのは難しいとしても、できる限り数値に置き換えて、数字として平等を求めるというのは、気持ちの問題で片づけるよりも誠実ではないかと思います。
ですがITに携わる者として心しておかなければいけないことがあります。
それは「便利になること=豊かになることではない」ということです。
便利になるということは豊かになりやすくなることだとは思いますが、
便利になるだけではむしろ豊かさは減ります。
これだけITが発達しても人は「時間がない、時間がない」と言っています。
便利になって時間が増えたはずなのにその時間はどこへいったのか?
どんなに時間が増えても「豊かだ~」と思える時間がないと意味がないのです。
メールが早く来ることで仕事のスピードが上がってあくせくする、
飛行機が発達して出張もバンバン行けるようになる、
技術の進歩によって、生産性は上がっても辛くなってく一方です。
けれどそれが恋人からのメールだったら?
家族との旅行だったら?
タイムロスがないのはすごくいいことです。
ITはあらゆる不便さをなくすのと同時に「豊かさ」を求めるようにしないといけないと思います。
。。。
今日は真面目なはなし知っちゃったっ!てへぺろっ!
インフルエンザはやってるから気を付けてね~!
ばいちゃ