万物に片想い!!(byいわしー)

役者でプログラマーでなまけもののブログ

ラヴェルにハマるのはなし

おはこんばんちは!

 

チクボンです。

 

最近は雨が多いですね〜

憂鬱としちゃいますね。

 

最近はなぜかラヴェルのピアノ協奏曲ト長調にはまっています!

通勤中ずっと聴いてる!笑


Jean-Yves Thibaudet - Ravel - Piano Concerto in G major

何だろう、人の一生のようにも思えるし、太古の深海に住んだいたプランクトンがから始まって地球上の生命の歴史を辿っているようにも思えるんだよな〜。

飛んだり跳ねたりしたと思ったら、急に穏やかになって、また急にオドロオドロしくなったり。クラシックは退屈なんてこの曲聴いたら言えないですよね。笑

 

外でイヤホンをつけて聴いていると不思議な気分になります。

こないだまで読んでいた、恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』という小説では「音楽を外へ連れ出すには」というのが一つのテーマでしたが、ちょっとその意味がわかった気がします。いやっウォークマンで聴いてるから文字通り連れ出してるけど、そう意味じゃないからね!!!!

何だろう、曲を聴いていて、オーケストラを連想させるようではダメだというか。それはたとえオーケストラが目の前で演奏していたとしても。

今日までの自分の歴史を感じたり、どこか見知らぬ街だとか、誰かといる未来だとか、そういうものを連想して、しんみりしたり、希望が湧いたり、胸が痛かったり。そういうものであるべきだと思う。

いや、お前評論家かよ!ってね。

 

けど芸術はやっぱいいですよね。

悲しい時は今までの人生全部間違いみたいに思えるわけですよ。だっていま悲しいから。だけど逆に言えば、心から笑えた時、生きててよかったと思えた時は、少なくともそのとき時点では、今までの人生全部正解になるわけですよ。芸術や創作物っていうのはそう思えるタイミングを与える事ができると思う。

とにかく辛くて、骨まで痛みを感じるような、そんな日が何回あったって、芸術がこの世にある限り、

 

希望はあるのだ!

 

なんてね。

 

ああ、色々あるけれど、

人生はなんて味わい深いのだろう。

 

じゃあねまたね。

 

ばいちゃ!