万物に片想い!!(byチクボン)

プログラマーのIT関係ない個人的なブログ

第7回公演終わったよの話

おはこんばんちは!

チクボンです!

劇団すらんばー第7回公演
「明日晴れるといいな」
閉幕いたしました〜! 

今回も終わっちまいましたよ…。

今回は過去一番の長期戦でした。
顔合わせは9/09、読み合わせは10/21、そこから3/21の本番最終日まで半年近い期間でした。
一番の試練は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言とその延長。

当初2/21,22に公演を予定しておりましたが、東京都の1/07〜2/07の緊急事態宣言が発表、それに伴い公共施設での夜間稽古が禁止された時点で予定通りに本番を行うのは絶望的でした。
緊急事態宣言の延長の可能性もあり、元々キャストの人数が多くスケジュール調整が難しいからです。
そこで本番を1ヶ月延長しようということになりましたが、キャストの予定が合わない、予定していた劇場が1ヶ月後に埋まっているということで開催できるか危うい状況になりました。
学生達の卒業公演なども多い時期で、劇場を抑えられるか不安な中なんとか別の劇場を予約でき、キャストのスケジュールも各人の努力の結果合わせることができ、延長できることになりました。
それでもやはり緊急事態宣言が
2/08〜3/07、3/08〜3/21と延長し、公共施設での夜間稽古禁止は続いたため準備は厳しいものとなりました。
夜間稽古をしなければ平日は稽古がなしになります(日中に予定がある人が多いため)。なので土日の日中のみの稽古でしたが、本番の日程まで緊急事態宣言が伸びた時に流石に間に合わないとなり、公共施設でないスタジオを借りての稽古となりました。しかしそのようなスタジオは借りる値段が高い上に安定して借りられない、広さや設備が不十分、大きな声が出せないなど成約が多いです。
また、コロナ以前は大道具を部屋に入れての稽古もできましたが、「演劇の稽古」を理由に借りることができないことも多いので、本物の大道具を使っての稽古は本番の前日のゲネが初めてになります。
良い脚本・演出、良いメンバーが集まっても稽古を重ねられない状況で、完成度への不安はなかなか払拭できませんでした。
そして誰かがコロナになる、コロナの濃厚接触者となり突然劇ができなくなる不安もありました。
そんな準備期間でしたが、劇を行うことができたこと本当に良かったと思います。
これもメンバーの取り組みや当事者意識、この脚本をこのメンバーで演じて、公演を成功させたいという想いがあったからだと思います。また、こんなご時世でも観たいと言ってくださった方がいらっしゃったからです。
この劇が、このメンバーでできて本当に良かった。タイムカプセルに一つ一つ大切な物を入れるみたいに想いを込めたこの劇は、きっと将来思い返す度に懐かしくて大切な時間が確かにあったことを思い出させてくれると思います。

まぁ前置きはその辺にしておいて、感想を言いましょう!

まず出てくるのは「楽しかったー!!!!!」ってこと!
掛け合いのシーンが多かったからなのかなと思います。大人数でわちゃわちゃしてるシーンが多い。アドリブのとこもあるし、そうでなくても自分で言うことを考えたとこも多かったです。
自然な会話っていうのが今回の見所の一つで、逆に言えばそこで満足させないといけないっていうことでもありました…。稽古が足りない中そこがやり込めるかが不安でしたが、結果的にはとても好評でした。本番中やってても「いい感じいい感じ」と思ってました。
いやー観劇ってある種変態チックだと思ってまして、人の会話を覗き見てるみたいな感じありません??本来第三者の視点で見れるはずがない場面っていうのを生で座ってじっくり見れちゃうって。これもう変態の所業ですよね。でも、ストーリーを動かすためだったり、演技すること自体に意味がある劇ではそれは起きない。例えばコントとかミュージカル、歌舞伎とかそういう劇では発生しない(たぶん)。
そこがストレートプレイとか呼ばれる演劇の魅力なのかなと思います。

アンケートの評価は過去一良かったんじゃないか?
書いてあることは、
・映像とのリンクが良かった
・みんなの会話が自然だった
・自分の悩みとリンクして刺さった
・学生時代の懐かしい感じが良かった
などなど…。
ね…。いいですよね…。俺もそう思った…。

今回の劇は、脚本にセリフの縛りがありました。第5回公演「これにて閉幕。」の劇中劇団『劇団ファイズ』第7回公演「あした晴れるといいな」に出てくるセリフを必ず入れる。そんな縛りがあったとはもはや思えない。
劇団ファイズの第7回公演を劇団すらんばーの第7回公演でやる。そういうタイプのエモさも劇中すらんばーは兼ね備えてるんですねー。主催ふくしまういは兼ね備えてるんですねー。劇のタイトルも同じ。その他チケットのデザインとか公演後の音楽とかもそれに合わせて凝ってる。

そして、今回外せないのが、映像ですよね。過去一劇中の映像が多かった。こんなガッツリ演技と絡めたのは初めてかもしれないくらい。全部主催が作ってるんですよー!!!
アンケートには、映像があったから入り込めた、映像とのリンクが綺麗・見事だった、最後の映像で鳥肌が立ったなどなど。ね…。Part2
映像に合わすっていう新たな難しが生まれて、特に雨役ゆきのさんは大変だったと思う。そして音響の磯部はプレッシャー凄かったと思う。今までにない&他の劇団とも違う表現ができたと思います。今回沢山映像があったから、撮影・制作本当にお疲れ様。

そして、今回も座組がよかった。パワーがあった。
クラスメイトでワイワイ文化祭の準備してるみたいな感覚でした。
この劇を再演することがあってもメンバーが変わったら全く別物になるだろうな。コロナで鬱々としてる中、稽古の時間が癒やしでした。それぞれ忙しいけど一緒に出来て良かったわ〜。

雨役ゆきのさん ねちこ後のサイコ感すごくて観客のみんなに表情観てほしかった。「ごめん遅くなって」で出てきた時やっぱ天文学部には雨(晴)がいないとですよね〜。って感じになる。主人公感強いのかな?声もハキハキしてて花があって羨ましいです。

ゆき役見内 「稚内のこと?」の後の「そう」がメッチャ好き(笑)他のとこも間とか言うスピードが絶妙なんだよね。洗練されすぎてて逆にお客さんは凄いとすら思わないくらい作品に溶け込んでる。のが凄いと思う。

ふぶき役はんちゃん はんちゃんは演者は初めてって言ってたけど、読み合わせの時「うわっめっちゃいい!」って思った。自信ないって言ってたけど秀逸過ぎてちょっと話違うんだけどってなった(笑)演じてるって感じさせない素質があると思う。あと絵が達者過ぎて憧れる〜。

疾風役ハルさん さらっと演技してるけど、演じるのが難しい場面も実は多い役だったと思う。それがナチュラルに見えるのは、ハルさんの影での工夫とか考えがあったからだと思います。また共演したいです。

暁役けんちゃん ドンドン中心人物になって、やっぱけんちゃんは天性の度胸と賢さがあるよなーって思った。「はーい、ごきげんよう!」を正面から見れる機会がなくて残念。あと俺がアドリブぐだぐだでごめんね…!

キリ役ういちゃん 中身男の子ってだけじゃなくて、キリのすんとした性格の感じ好きです。そこだけとっても演じられる気がしない。羽衣ちゃんと学生生活送れて楽しかったわー(笑)

くもり役ゆかりさん クールビューティーでしたね。言われて嬉しくないかもしれないけど、ゆかりさんが出てるってだけでエモさのドラが1個ついてんだよな〜。そのくらいの人間味がある。そこに勤勉さ&愛情がプラスされた演技が良くない訳がないのよね。

かすみ役沙耶ちゃん これにて閉幕の真琴と並べて見てみたい。発声・キャラの演じ方見るたび流石だ〜って思う。かすみっていうキャラの安心感が凄い。「頑張る方向が悪すぎる」からのかすみの「そうかなぁ〜」がむっちゃ好き(笑)

みんな尊敬してるぜ。

雷という役。すごく悩んだ…。最後まで「これで合ってるのかな…。」って思ってやってたし、終わった今でも正しかったのかなと思ってる。
主催に「みんなと同世代の役がいい!」と言って実現させてもらった役でした。そのくせ、だいぶ長いこと渋い声でやってましたゴメン。昔やった黒川さんって役にに引っ張られた〜。いつもながら、ずっとブレブレですまん!
声が大きい不良。クールか元気かで言えば元気寄り。というキャラ。恐れるのは「不良に見えない・怖くない」「キャラ作ってるのはわかるけど劇壊してる」「演技っぽくて見てられない」「不自然な演技で気が散る」「何言ってるか分かんない」とか。稽古の映像を観て絶望して、そこから「まぁこれで俺はいいと思うんだけど…」ってとこまでいっても、もっと他に正解があったんじゃないか、とか本当はイメージと違うんじゃないかとか、もはやダメ出ししてどうのこうのなるレベルの悪さではないのかとか思う。だからこそアンケートで全然関わりのないと思われる方からの「不良の人の役がよかった」とかは嬉しい。非常に嬉しい。

演技って難しいですよね。演劇の目的って「感動させること」だと思っていて、そのために必要なのはリアルじゃなかったりする。さっき言ったことと違うかもしれないけど。
それは絵で言えば写真と見間違うような絵よりも、息子が描いたお母さんの絵が勝つこともあるようなこと。だから大事なのはこの劇はどこで感動する劇なのかを考えることだと思う。そのためにリアルが必要ならそうするってだけで。そういう意味だと演劇って国語力大事ね。

そしてリアルであるかどうかと、スッと入ってくるっていうのも別。こっちについてはどんな劇でも必要なのかな?
今回の劇で自分が何度も心の中で呟いたこと。それは「人は影響し合っている」ということ。
例えば自分が誰かを見る時、他人は見られている。私は見ることで相手に影響を受けているし、相手も見られることで私に影響を受けている。そういうことが、言う、触る、聞くその他全ての感覚に言えるということ。同じ場所にいるという時点でみんなはある種の糸に繋がっていて、影響せざるを得ない状況。だから自分の言動でこの劇場の中という世界は動くし、他の人の言動でも自分は変化していく。それをどのくらい汲み取れるかが自然な演技に繋がるのかなというつもりでやっていました。演技って分かってるのに騙されるというか、入り込めるというか。

次の劇はもっと上手くやりたい。

そして、今後は演技っていう観点と別に、劇団自体を盛り上げて行く活動をしていきたいと思います。

ではまたお会いしましょう!

ばいちゃ