やほ〜
ちくぼんです。
今回の話
「否が応でも」のはなし
昨日最後の出勤日を終え退職しました。
高卒で入社して2年間勤めた会社です。
ここでの生活はどちらかといえば苦しいこと方が多く事務所に入るだけで頭痛と腹痛がする時期もあるほどでしたが、いざやめるとなると些細なことでもかけがえのないことのように思えました。
私の上司である、部長からの話の一部にこんな言葉がありました。
「この先、もし君と道ですれ違っても挨拶ぐらいはすると思う。けどもう一緒に仕事をすることはない。ということは私は君を叱ることも、怒ることも、褒めることも、「苦労かけたね」ってお菓子の一つも上げることはできないんだよ。」
部長はとても厳しい人で私の頭痛と腹痛を引き起こすのに一役も二役もかってたわけですが、この先私が間違えた時、わからなかった時にこの人にガミガミ言われる日はもうどうやったってこないのかと思うと、最悪な時間はそれだけで価値のあったことだったんだなと思えました。
「いつかの幸せのための苦労」とか「最悪な日々でも未来はきっと明るい」とか、
夢見がちな僕らはいつもそう言ってしまうのだけれど、
幸せとは言えなかったこの2年間を振り返ると、
苦労は苦労のままで、不幸は不幸のままで、それだけで素晴らしい日々なのかもしれないなんておもいました。
だから人と関われば否が応にも恩を受けてるわけで。
特に仕事なんてものは否が応にもたくさんの人に助けてもらうから、自分も周りのために動かなくてはいけなくて、それは時にすごく負担だけどそのサイクルが仕事の真髄で自分を大きくしてくれると思う。否が応にも。
だってなんもなしに人のために生きれるほど聖人じゃないもん!
今回私は微妙な時期ということもあり迷惑をかけっぱなしで辞めますが、皆さん笑顔で送り出してくれました。ありがたいです。
もしこの先私が自分の信じた道を生半可な気持ちで終わらせたらバチが当たりそうというか顔向けできません。否が応にも前に進まなければならんのです。
うん、「恩」とかいう考え方はちょっと古臭いけどそんなこと思った。
そして…私は暫くニートです!
わーい!わーい!無職!無職!
仕事なんてクソ食らえー!
…とまあバチ当たりなことを言ってみたところで終わりにします。
ちゃお〜(*・ω・)ノ