万物に片想い!!(byチクボン)

プログラマーのIT関係ない個人的なブログ

星の砂

自分にとって他人は物と同じ。恋人とフィギア、横顔と映像、言葉と毛布。私以外の全ては私とは明確に違う。そして私は私だけを人間として認めている。世界の中で生物は自分しかいない。そしてその魔法のような意識は遺伝子の中に組み込まれていて全ての生物がそれにかかっている。私達は肉の塊を特別と思い、他の人間と大差ない自分を特別と思い、人間は特別なものと思い、一つ一つの自然現象に過ぎない感情を、熱量のこもった特別なものと認識している。それはこの遺伝子を守るためのプログラムとして例外なく組み込まれているのだ。

それは絶望か。最初から全て決まっていたなら私達が必死に探している幸せとやらはないことが確定する。もしくは生物として遺伝子を守ることが幸せということになる。

私達は本当の意味で自分の幸せを自分で決めることができないのか。自分の遺伝子と、自分と似た顔の人から離れていけばいくほどどうでもよくなっていくなら、私も洗脳にかかっているのだ。

だがしかし一つ救いがあるのだ。私は自然現象の瞬きの一つだとしても、夕焼けのような、木の葉のような、さざ波のような、意味のないその全てに感動する時があり、私がこの感情が単なる自然現象と認識してもなお、特別なものと認識しているのは、単に自然現象とは美しく、また自分という自然現象も美しいのではないかという希望があるということだ。