万物に片想い!!(byいわしー)

役者でプログラマーでなまけもののブログ

いいモノの話し

おはこんばんちは!

 

チクボンです。

 

あっちくなってきましたね。というかじめじめして嫌です。

 

最近は岡崎体育のCDを買いました。

最新アルバムの『XXL』とメジャーデビューアルバム『BASIN TECHNO』です。

 

最近レキシとか、水曜日のカンパネラとかヤバいTシャツやさんとか、ちょっと外してくスタイルが流行ってきているのかも。いや昔からあったのかな?

レキシと岡崎体育は曲押しで、水カンとヤバTは歌詞押しな感じかな。

 

レキシと岡崎体育は本当に音楽が好きなんだなと思います。私はこの人達を勝手に「照れ隠し族」と呼んでいます。

 

岡崎体育はふざけた曲が多いんだけど、アルバムの最後のほうにふざけてないいい曲が入っていて「あぁこの人、この曲聴いてもらいたいがためにここまでふざけてきたんだな~きゃわ」という感じです。

『BASIN TECHNO』の一番最後に入っている『エクレア』という曲の歌詞が凄い好きで。

 

いい曲はいい人と共に

 

なんか作り手の熱さを感じるよね。これは。作り手の願いだと思います。

いい人がいいもの作っていい人に渡ってほしいという。

サビの全体でいうと、

いい曲はいい人と共に いい曲はいい人と共に

いい曲といい歌はいい人といい場所で

いい曲はいい人と共に

なんだけど、「いい曲」がほとんどで「いい歌」が1回なのがすごくいいと思う。

 

曲って歌より物質的だと思う。「いい歌」だとほとんど「いい人」と一緒で、「いい曲」を作るというところの職人的な部分がミソだと思う。人間的に「いい人」が人間的でない意味での良さを極めようとすることに意味があると思う。

例えば「いい食器」を作ろうっていうのは別に人間性は関係なくて、「いい人間が作っています」っていうのはアピールポイントにはならなくて、やっぱり「いい器」っていうのを追究すべきなんだけど、そこにおいてやっぱりいいものを作る人はいい人であってほしいということで。そしてやっぱりそういう器はいい人に渡ってほしいっていうことで。

例えば会社の社長だとしたら、やっぱり大事なのは具体的な経営計画や資金管理だとか成長戦略だとかをしっかりとした「いい会社」を作ることが大事だと思うけど、そいういう意味でのいい会社を「いい人」が経営していたらいいなって。

 

これは願望だよ。だって全然関係ないもん。

悪い人でもいいもの作れるし、社会的な意味でのいい会社を作ることもできる。

というかよくある。

 

けどやっぱり作り手としては「いい物」はいい人と一緒にいて初めて意味があると思いたい。そうじゃないものなんて意味ないよと言いたい。

 

負けたくないですね。

 

あと全然話変わるけど、この照れ隠し族たちが使うテクニックは割と使えて、私は勝手に「替え歌作詞方」と呼んでいるんだけど(この方法はYUKIの歌詞から着想を得たのだが...)最初っから替え歌みたいな歌詞をつけるとすごく歌詞が活きるんです。歌詞じゃなくてもいんだけど。

 

これは歌詞と曲のギャップを利用するわけなんだけど、例えば『あ~な~た~の髪の毛ありますか』って替え歌はあの真面目で厳かなバッハの曲に合わせて歌うから歌詞が際立ってそのギャップが面白いわけで、実は替え歌でなくてもその技法は使えるわけなんです。

YUKIはほんとこの技法の名手で、ふざけた曲ではないんだけど、すごい効果的に使っています。

個人的に好きなのは「just life! all right!」という曲で、残念ながらYouTubeからは消されてしまったのだけど(残念ながらではないのか...)2人の人が一緒に料理を作って食べるっていう曲で、すごい日常的に思えて、だけどすごい宇宙みたいな曲なんだよね。その対比が面白いんだけど、だけど一緒に料理を作って食べるというのが共に生きているということそのもので、すごく奇跡で、実は壮大な生命の真理で、まるで宇宙みたいじゃない!っていう実はぴったり合っているすごい曲だと私は思ってるんだけど違うのかな?

 

いやはやYUKIはほんと心の支えですよ。

こういう人がいると思うと希望を捨てずに済むんですよね。

YUKIがいるじゃないか!って。

あとはBUMPの藤原さん。

 

だから、やっぱり「いい曲はいい人と共に」だと思うんですよ。

 

ああいい物つくらなきゃ。

ほんとに。ギャーーーーー!! 

 

ばいちゃ