万物に片想い!!(byチクボン)

プログラマーのIT関係ない個人的なブログ

第三回公演終わりました!の話

おはこんばんちは!

 

チクボンです!

 

2月ということで一層寒くなりましたね。

東京でも雪が降っちゃったりして。

生まれも育ちも東京なので、雪が降るとワクワクしますが、

想定外に積もると色々と面倒なので、こないだくらいのうっすら積もるくらいの雪がちょうどいいかも。

 

さて、

劇団すらんばー第三回公演『コインランドリーが世界を救う』が終演しましたー!

おかげさまで来ていただいたたくさんの方に「面白かったよ!」って言ってもらえました!

大変感謝しております。

 

今回の劇はスケールが大きくキャッチーに見える設定だけど、劇の本質は、小さいけど確かにある気持ちのはなし。確かにこの星の上にあるちっぽけな私たちのどうでもよくてどうでもよくない色々のはなし。

 

今回は本当に楽しかった。演技をするのも楽しいし、見るのも楽しい。私にとって演劇はあいかわらず『人間について知る為の学問』みたいな感じだからいちいち面白い。そしてメンツがよかった。全員違うキャラでそれぞれ違う持ち味があって、今回の劇にぴったりなキャストだと思いました。みんな「この劇はいい劇だ」って胸を張って劇をしていたと思います。キャストのみんな、スタッフのみんな、来てくださった方、支えてくれた方、応援してくれたかた、皆様のおかげだと思います。いつだって当たり前だなんて思いません。ありがとうございます。

 

個人的には、もっとよくできたかもって思うこともあり、演劇をもっと知りたいと思いました。

 

次回の公演は今年夏ということなのですが、

私は出演しないことになっております。出ればいいのにって言ってくれる人がいて嬉しいし、私自身出たいという気持ちもあるんですが、

あえて理由を書くとすれば

一つ目は、「次もきっと出るんだろう」とどこかで思ってる自分に違和感を感じたこと。

二つ目は、役者を経験した今、劇団すらんばーの劇を客として観たいということ。

ですかね。

役者というのは本当に難しいものです。

そして特に演劇で人を"感動"させるのは難しい。

私は感動させたくて演劇をやっている。

私はまだ演劇のこと全然わかってないけど、

稽古や本番を通して幾許か考えた結果として 、

感動させる為には役者の責任は大きいと思う。

それは当たり前のことのように思えるかもしれないけど、

脚本の良し悪しがすでに劇の良さの上限を決めていると思っている人もいると思う。

けど、どんなにいい脚本でも、こと"感動"させるかどうかについては役者の演技次第だと思う。

じゃあどんな劇が感動するか。それは「お涙頂戴」みたいな感動のことを言っているのではなくて、作り手の誠意の問題だと思う。でも誠意っていうのは精神論として受け取ら無いでほしい。

「真面目であれ」「いい人であれ」ってはなしではない。

役者がどこまで役者であるかってはなし。役者の業(カルマ)というのは、その劇での役割を演じるということだと思う。そしてその役割の先には「この話で大事にしたいのってきっとこういうことだよね」っていうビジョンにできる限り近づけること。それこそが役者の誠意だと思う。で、その誠意で感動させることができる。お涙頂戴じゃなくても。変な話、コメディでも下品な話でも感動させることができる。いやっ「誠意」自体で感動させるわけではないよ。「私たち頑張っています」っていうこと自体には全く意味はないと思うしそこで評価されようとするべきではなくてむしろ逆で劇のコンテンツにどれだけ集中しているかということ。

 

例えばロックバンドでいうと、パンクロックというのは音楽的には悪い言い方をすると雑な音楽だと思う。だけどなんでそんな音楽やってるかって「うまい音楽にしか意味はないのか?」ていうロック精神からきてる音楽だからだと思う。だからメチャクチャでも感動する。メチャクチャだからこそ感動する。だけど、例えば高校生バンドが「パンクバンドっぽくすれば俺らのレベルでもだいじょうぶじゃね…」ってのはもう全然感動しない。観客に甘えているとしかいえない。見に来てくれている人に失礼。最悪。(考え甘いバンドマンをボロクソに言ってくスタイル)

演劇でも感動の為には完成度の高さ自体が全てではないと思う。逆に演技がどれだけ上手くても、話がどれだけよくても、感動できない劇というのはあると思う。演技力自体は数をこなせば上がってくると思う。けど毎回劇に向き合うたび、難題は降りかかり、考えなくては行けない。だから役者は面白いんだと思う。

 

感動ってたくさんあって、例えばちっちゃい話だと「がんばれ!」って書かれた付箋だったり、ここから開けてくださいっていう小さな切れ込みだったり、落し物がちゃんと帰ってきたときだったり。もちろん音楽を聞いたり、劇やダンス、お笑い、職人が作った器、洋服、ヘアメイク、料理、一枚の絵。感動。感情の揺れ動き。私は感動した時が一番「生きてる」って思う。 感動したくて生きている。そうだと思わない?

 

そーんなチクボンでした。

 

ばいちゃ